Foodie

August 31, 2006

刺身にはホワイトチョコで決まり!?で、hob-nobって何よ、Mr ダーシー!

本当にお待たせしました。というか、もう誰も待っていないんじゃないかと思うんですが。3週間も前に体験した世にも奇妙な料理。実は、いまだにノル気じゃない私。何でなんだろー。でも、とりあえずupしないと次に差し障るので、ってことで無理やり書いちゃいます。

メルボルン食い倒れの旅2泊3日の最後の夜(いきなり話はそこに飛びますが)、旅の最大目的である分子料理の夕べに参加すべく迷いながら辿り着いたのが、会場であるレストラン「Fenix」。世にも奇妙な料理会の正式タイトルは「The Fenix Food Science Dinner」。分子料理界3大シェフの一人、イギリス「The Fat Duck」のシェフ、ヘストン・ブルメンタールの料理上のパートナー、ピーター・バラム博士をわざわざ招いての特別な会ということで、私達の期待も最高潮に。

早めに着いたので、ロビーでうろうろしながら、参加者リストを発見。そこにアメリカのとある人類学者(食べ物に焦点をあてた研究で有名)の名前を見つけてびっくり。その5日前、博士はうちの学校でセミナーを開いたのだけど、私はアサイメントが終わらずやむなく欠席。実はクラスの中で私だけが博士のある考えにどうしても納得できず、「質問するいい機会よ」と前々からけしかけられていた。博士とはどうも縁があるようで、アサイメントに疲れて学校の隣にある美術館のカフェで休憩している時、セミナーを終えた博士もお茶を飲みにやってきてご対面。その上、メルボルンに来てまで会うなんて、「やっぱ二人の間には何か強いつながりがあるのよ」とキャンディ。だけど、プライベートで出席されてるんだろうところで急にケンカ(じゃないけど)売ってもねー。迷惑ですよ。かなり。でも3度目にばったり世界のどこかで遭遇したら、迷わず突進すると秘かに誓いました。もちろん友好的に。

博士は他の学者らしき人達と談笑中。ペンギンのベストを着てる人がやけに印象的。と、だんだん人が集まってきて、かなり騒がしくなる。100人はいるかな。開始時刻はとっくに過ぎてるのに、レストランのスタッフはまだ準備に手間取っているようで、会場の大広間を出たり入ったり。ふと振り返ると、騒ぎからちょっと離れた、私達の立ってるすぐ近くで、静かにグラスを傾けるイケメンを発見。「高慢と偏見」でMrダーシーがはまり役だった(古いなー)コリン・ファースにどことなく似てるかも。コリン・ファースは特に好みというわけでもなく、そんなにハンサム!って印象はないんだけれど、実際にいたら素敵な人!と感じるんじゃないかってその時思った。そうこうしているうちに人が動きだしたので、流れにのって、会場入り。
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August 23, 2006

「路地の奥の小鍋仕立て」は秘密の恋の味!?

コプチャン

世にも奇妙な料理レポートが遅れているのは、春の眠り病のせいだけではありませんでした。今週のレクチャーのテーマはレトラン・レビュー&批評で、明日は学校で「理想のレトラン・レビュー大討論会」とやらが開かれる予定なので、多分私は無意識に時期を待っているのではないのでしょうか(こじつけ)。今日いっぱいは、「なぜ人間は一緒にごはんを食べたがるのか」について考えています(明日が〆切り)。そういうわけで、またしても、別ネタですみません。ちょっと色っぽい話に遭遇したものでお知らせしたく。食い気ばかりじゃないんですよというアピールです。

いや、でも、個人的には、食べることと愛することはよーく似ていると信じています。で、私はそのどちらも好き。"食べちゃいたいくらい好き!"じゃないとホントじゃないと思うんです。新しいコースはずばり「Communication&Food」。これがやりたくて、うちの学校を選んだようなものです。実際、非常に興味深いです。例えば、なぜ私が毒リンゴを、つまりMacを愛してるのか、それは単なる偶然じゃなかったんだと知りました。

今のコースのレクチャラー、ロジャーと授業後にオフィスで話している時、Commensality(一緒に食事をすること、日本でいう「同じ釜の飯を食う」ってやつでしょうか)こそ人間と動物の違いじゃないかという言葉にハッとさせられました。食べ物を奪い合うのでなく、シェアすること。で、人間とは一緒に食べる機会をいろんな理由をつけて作り上げてきたと。例えばクリスマスとか。一緒に作ったり、食べたるする(同じ食べ方をするというのも付け加えたいな。手食するのとしないのとじゃ、うちの寮では扱いが違うもん-笑)ことで同じコミュニティのメンバーであるという仲間意識が強まっていく。そんな話でした。もし人間の本能の中に、一緒にごはんを食べて仲良くなるという感覚が組み込まれているのならば、きっと世界中が仲良くなれる可能性も残っているんじゃないかとちらっと考えたり、って大げさでしょうか。

ということで、「同じ釜の飯を食う」という言葉をWikipediaをひいてみると、「同じ共同体が同じものを食べることによって、同体としての帰属意識を持つこと」だけじゃなく、呪術的な意味もあると書いてあり、ググってみると面白そうな話が出てくる出てくる。でもそれは長くなるので置いといて、なにかの拍子で遭遇した別の興味深い言葉について。それが「路地の奥の小鍋仕立て」。日本は真夏なのにすみません。続きを読む

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August 21, 2006

春なので、眠いんです

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元のタイトルがなんだか病気っぽかったので、爽やか(?)に変えてみました。

メルボルンから戻って来てはや1週間が経ちました。が、いまだに何かがヘン。時差があるったって、たったの30分だし、同じ国内だし。といって、別に体調が悪いわけではありません。ただ無性に眠い。仕事もまとめてやらずに、つい途中で昼寝してみたり、早くも新コースのアサイメントも出ているのに、あーやらなきゃと思いながら資料を読んでいると途端に眠気が。でも熟睡できるわけでもないんですよ。仕事やらアサイメントやらが気になって。なんだかいつも〆切りに追われている気分で、だけどだからこそ逃げたくなるもかもしれません。あー悪循環。他にもやりたいこといっぱいあるのになー。

というわけで、本来ならば世にも奇妙な料理を紹介しなければいけないのですが、っていうか紹介したいのですが、書きたいことがありすぎてパパッとまとめられそうにもないし、おまけにペンギンの話まで飛び火しそうなので、今日のところはリハビリを兼ねてさらっといきたいと思います。と、ここまででかなり文字数ありますよね(笑)

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tiaradrop at 15:17|PermalinkComments(8)TrackBack(0)clip!

August 07, 2006

オンセン・タバゴとウマミガール

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El Bulli」のフェラン・アドリア(スペイン)、「The Fat Duck」のヘストン・ブルメンタール(イギリス)、そして「Pierre Gagnaire」のビエール・ガニエール(フランス)。3人の共通点といえば?

世界でもトップレベルのシェフ!? 行ってみたいレストランベスト3!? ええ、確かにそうとも言えますが、その答えは、今、私の頭の中をほとんど占領状態(インド熱をおしのけて!)のMolecular Gastronomoy(分子料理法)。

いえ、別に興味がインドからそっちに移ったわけじゃないんです。今週末〆切りのエッセイのトピック。このままだと当分更新できないなーと思っていたけれど、考えてみるとアサイメントと全く関係のないことを書いてるとなんとなーく後ろめたい気持ちになるけれど、関連したことメモ代わりに書けば一石二鳥じゃないかと思いついたんです。

ちなみに上記3つのレストランはThe Worlds 50 Best Restaurants 2006のベスト3でもあります。で、アジアのベスト1レストランはインド、ニューデリーのBUKHARA(といっても44位ですが)。シドニーのTetsuya'sは5位。

分子料理法というのは、フランスの化学者、エルベ・ティス教授らによってはじめられた"料理の常識を化学的に見直し応用する"という新しい分野。"全ての料理は物理化学式で表現可能"なんだそうです。で、そっから例えば、ベーコンエッグのアイスクリームとか奇想天外な料理も続々生まれちゃったりしています。でも、ヘストン・ブルメンタール氏によれば、その昔、アイスクリームは必ずしも甘いってわけじゃなかったそうです。キュウリのアイスクリームはビクトリア朝の定番スターターだったとか。

フェラン・アドリア氏はそっからまた独自の道を突き進んでいます。忙しい現代人のために、Slow Foodに対抗してか、Fist FoodならぬFast Goodという超こだわりハンバーガーなどが食べられるハイクオリティーなファースト・フード店をNH Hotelsと共にスタートしてみたり、スーパーとのコラボでポテトチップなどのコンビ二的材料を使った料理本などを出版。とはいえ、本業(?)のレストラン「El Bulli」は相変わらずの敷居の高さですよ。ちなみにそちらの方は、料理本の値段も桁違いでびっくりです。

彼は特別な調理器具を使うことでも知られていますが、あの魅惑のムースを作リ出す「エスプーマ」には日本では今年の4月まで未認可だった亜鉛窒素が使われています。炭酸ガス使用の日本製のものが国内向けに売り出されているようです。

と、なんだか分子料理法ってわけがわからないし、邪道な感じもするし、その上有害!?と思われそうなネタを並べてみましたが、実は日本料理と深ーいつながりがあるんです。
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July 28, 2006

赤米のおいしい炊き方教えてください!

何も考えずにゲットしてしまった赤米ですが、苦戦しております。店のおじさんから普通のお米と同じだと聞き、ライスクッカーを使って炊いてみたところ、見事に失敗しました。おじいちゃんとこの米倉に入ったような匂いはまだ許せるけれど、しっかり芯がありました(笑)

よく考えみると、これって玄米に近いのかなと。 サリーさんからの情報によると、ケララの人々もパーボイルドの赤米を食べるとのこと。で、さっそくケララ出身のマリアに聞いてみたら、「赤米をライスクッカーで炊いたって!?無理無理。バスマティしか炊けないわよ」と一言。で、パーボイルドでも普通に鍋で炊くには1時間かかるとのこと。ってことは生ならもっとかかるってこと!?

捨てるのももったいないので、現在、鍋を使って炊き直し中です。そんな時、ダイニングでイタリア出身のガードがケララから2週間前にやってきた男の子二人組にお米の炊き方を聞いているのが耳に入ってきました。「バスマティならライスクッカーで普通に炊けるよ」と偶然にもマリアと同じことを話している彼ら。でもインド料理を食べないガードにはわけがわからない。「バスマティって何!?」。「ほら、ビリヤニに使うお米。食べたことないの!?」そこでますます悩むガード。会話が面白すぎて、台所で吹き出してしまうところでした。イタリア料理しか食べないガードが知ってるわけないじゃん!でもインドから来たばかりの彼らにとっては、普通の人がビリヤニを知らない事の方が不思議なのかもしれない。

彼らにも助けを求めたところ、台所にやってきて鍋の中身を見て一言。「この赤米は違うなー」。ケララで食べているものはもっと大きくて太っているとのこと。で、やっぱりバーボイルドを使うとのこと。挙げ句の果てに、「僕達も全然料理できなくていつも本みて作ってるんだよ。マミーに聞かないとわからないや」。まだあどけなさが残る彼らは18歳だとか。

ということで、赤米は玄米を炊く要領で炊けばいいということなのでしょうか?1日くらい水につけたら炊飯器でも炊けるかしら?とってもヘルシーで糖尿病にもいいと聞きました。次回はパーボイルドにしてみようっと。

ちなみに、話の流れから明日、マリアと寿司を食べに行くことになりました。寿司がどんなものかもよくわかってない彼女の寿司デビューです。なんだか楽しみ。



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