November 09, 2007

インド人に生魚〜ミッション in Melbourne〜

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皆様、Happy Diwali!
ということで、今日はやっぱりインドがらみネタでいきたいと思いますよ。

アデレードを発ち、向かった先はメルボルン。この街での目的は2つ。シドニー時代からの友人で、出身地が近いだけでなく誕生日が一緒という、なんだか他人とは思えないRちゃんに会うこと、そしてもう一つは、メルボルン在住のインド出身の友人Hに日本食を味わってもらうこと。

日本食に興味はあるのだけど、ガイドなしで試してみる勇気はないというH。前回、よく行くショッピングセンターに寿司屋があるから食べてみようと連れて行かれるも、チャイニーズ系の回転寿司だったので即却下。ということで、今回は私が店を選ばせていただきました。

アデレードで知りあったインド出身の友人達は、ホスピタリティ専攻の子も多かったせいか、各国の料理に興味がある上に、ほぼ全員寿司と刺身が大好き!だし、お箸もちゃんと使えるので、最初インドのことをよく知らなかった私は、それが平均的なインド人だと勘違いしていた時期もあった。ヒンドゥー教徒なのに平気で牛肉を食べる子までいたし。

一方、食べ物に関しては保守的(でも好奇心はあり)であるHにとって、冷たい食べ物自体が不思議な存在。お蕎麦の話をした時には、冷たいヌードル?と驚かれた。お寿司も刺身もまぎれもなく冷たい食べ物なので、実際に食べてみてアウトということも十分あり得る。純粋な日本料理屋さんだと彼は楽しめないかもしれない。悩んだ末、頭に浮かんだのが「NOBU MELBOURNE」。世界にその名を知られる日本人シェフ、ノブこと松久信幸氏のレストラン。日本では虎ノ門にあるようだけど、オーストラリア初進出となるそのノブがメルボルンにオープンしたのは今年8月。サイトをのぞいてみると、日本料理だけでなく、ペルー料理などもメニューにある。ってことは、寿司がダメならそこに逃げられるなと、予約の状況を確認するために電話してみる。と、その時点(2週間前)で既に1テーブルしか残ってないと言われ、思いきって予約してしまった。

予算内に収まるよう自前にメニューまで決めて臨んだ「ノブ・メルボルン」。が、なんと到着した時には「テーブルがありません」と言われて大あせり。



ノブがなんだかわかっていないH。予約した時間に行かないとマズいよと何度も言うのに「平気だよ」ときり捨て、普通のレストランじゃないんだからとさらに言うと、なら他のとこに行けばいい、レストランなら山のようにあると言い出す始末。結局、インド時間(?)で、なんと1時間も遅れて到着。そりゃあ、店側はもう来ないって思うよね。テーブルがないと言われてがっかりする私を見て、「店の場所がわからなくて30分も歩きまわったんだ。おまけに彼女はアデレードからわざわざ来てるんだよ。どうにからならないかな?」と詰め寄る彼。バーコーナーなら空いてるし、同じメニューが注文できるということなり、テーブルと椅子がほぼ同じ高さの席へ。

少々食べにくそうだけど、でも、ここならくつろげそうだし、フラッシュなしなら写真も撮ってもOKかもとポジティブに考える(でも暗すぎてうまく撮れなかったのだけど)。

決めていた料理を注文。シグニチャーディッシュの一つ、刺身サラダ松久ドレッシング(Sashimi Salad with Matsuhisa Dressing)に、ホットディッシュからはサイマキエビの天ぷら(Baby Tiger Prawn Tempura)(写真中)、そして正統的な日本料理として寿司ディナーと呼ばれる寿司の盛り合わせ(写真右)、あとは"逃げ"のペルー風スパイシーラム(Anti-Cucho Peruvian Style Spicy Lamb)、+ワイン(もちろんグラスで)という内容。

まず登場した刺身サラダ。タタキっぽく仕上げてあるけれど、生魚には変わりない。もちろんHにとっては初体験。一口食べた感想は.....とにかく「美味しい!」を連発。意外な反応にびっくりする私。お次は天ぷら。日本のパコーラだと説明する。エビが好物なのでこれは受けるだろうと思っていたのだけど、彼の評価は「悪くないけれど刺身の方が好き」だとのこと。そして寿司。再び「美味しい!」を連発。特に鉄火巻きがお気に召したよう。最後に登場した好物のラムに関しては、「いや、なんの問題もないし、美味しいよ。でも、この値段から考えるとちょっと..ね」と今ひとつな評価(Hは良くも悪くも非常に正直な性格)。

冷たい食べ物、ましてや生魚は難しいだろうとの予測は見事に裏切られた。上機嫌のHは、料理を運んでくる美しいお姉様方にも、いかに自分が感激しているか、とくとくと語りはじめる。対して、「寿司職人に伝えておきますわ」にクールに返すお姉様。

というわけで、生魚に初挑戦したHはあえなく(?)陥落。もしかすると、こうしたインド人は少なくないのかも。アデレードでの友人、チェンナイ出身のサルージャのお兄さんは、アメリカで寿司に命を救われたのだという(笑)。お米が主食なので、パン食にどうしてもなじめず、食べられるものがなくて困ってしまったお兄さん。そこで行き着いたのが寿司。すっかりハマり、菜食主義も捨ててしまったと。サルージャの一時帰国の際、インドに戻っているお兄さんに寿司を作ってあげたいと言われ、作り方を教えた。すると、お母さんまで病みつきになってしまい、「母はもうペジタリアンじゃないの」とのこと。少々罪の意識を感じるけれど、日本食を気に入ってもらえることに関しては、やっぱりうれしい(でもプネの同僚達には日本食自体、受けが芳しくなかった)。って、無理やり食べさせている訳じゃないからね!

ノブはクラウンカジノのあるクラウンタワーに入っている。今頃、オーストラリア在住のインド人達はディワリにかこつけてカジノで騒いでいるんだろうけれど、その日、私足達は一通り冷やかすだけで、プレイはせずに外へ出た。ヤラ川に架かる橋の上から見るメルボルンの夜景を楽しむ。「満月だね」とHに言われ、そういえばそうだったと思い出す。何度も訪れた割にいつも駆け足で、これまで景色を楽しむ余裕もなかったメルボルン。初めて心に残る風景となった。

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ミッションを終え、思い残すことなく翌朝シドニーへ。でも、今思うと、やっぱりディワリの時期は去年のようにインド勢と過ごしたかったなーとちょっぴりせつない。

来年のディワリはインドで迎えてみたい、かな。ゴールデンテンプルあたりで(どうだろう、賑やかすぎて危険なのかなー)。

★日本版新ブログはじめました。
chitrini*japan〜チトリーニ*ジャパン〜

tiaradrop at 03:03│TrackBack(0)clip!Foodie | Melbourne

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この記事へのコメント

6. Posted by chili   December 14, 2007 20:21
Sorry, I didn't reply sooner.
How are you doing? When will you go back to mel?
I'm already in Japan.
Hope to see you next year in mel or somewhere(hk?).
5. Posted by daniel him   December 09, 2007 18:32
nobu in casino...
back to hk already and looking forward in next year
merry christmas
4. Posted by chili   November 09, 2007 14:01
★まみりんちゃん
ありがとう!まみりんちゃんと話してると、やっぱり気分はアデレードに戻るね。でも、お互いに地元にいるんだもんね。なんだか信じられない。まみりんちゃんの近所に遊びに行きたいですよ。懐かしい場所だもの。温泉もいいだろうなー。


3. Posted by chili   November 09, 2007 13:34
★まいきちゃん
読み間違ったところに、だんご変換って一体どこを?ごくマジメにまとめたんですけれどねー(笑)。
私の好きなエリアはサウスヤラのあたりとか、友人が働いているカフェのあるsmith stとかなんだけどね、今回もゆっくり見て回る時間がありませんでした。インド系ショップが並んでいる界隈もあるらしいんだけどね。それもHが住んでる地区の割と近くに。そこにも行けずじまい。おまけにオージーじゃなくアメリカンな「ノブ」で食事するとはねー。ま、何事も経験ってことで。
2. Posted by まみりん   November 09, 2007 11:39
初コメントです
なんだか昨日の電話&日記で久しぶりにchiliさん節に接することができてうれしいな。いろんな思いやアデレードでの想い出がぶわっと押し寄せたよ。

chiliさんの食通ぶりも相変わらずだねあなたのバイタリティが欲しいものだわ〜
1. Posted by まいき   November 09, 2007 11:23
なんだか、読み間違ったところや、だんご変換してしまった言葉があって、なかなかニヤニヤと読めました(笑)なるほどねー。ふふふ。テツヤさんの活躍もあって、NOBUもすんなり大成功なんでしょうね。
メルボルンは私の好きなエリアや好きなベジカフェなどあるんだけど、chiliちゃんのメル滞在日記にはいつも出てこないわ〜(笑)