October 2007

October 26, 2007

さようならアデレード、また逢う日まで。

adelaide

いよいよこれから、アデレードを発ちます。今日はメルボルンに1泊。その後シドニーで2泊して帰国します。やっぱりオーストラリア生活の最後はシドニーじゃないと!ね。あの海と空に逢わないで、帰ることなんてできないもの。

でも、アデレードは本当に暮らしやすくていい街だったなー。そして何より、ここでインドに逢ったんだもの。

左はバラタナティヤムのクルーシド先生から最後にいただいたダンシング・シバ。インドから戻って以降は論文に忙しくて、レッスンには結局一度も参加できなかったんだけど、先生は"特別な弟子にだけ"というこの小さなシバをきれいなオレンジ色の封筒にいれてくださった。なんだか申し訳ないような、でも、本当に感激。

右は、この1年半で最も見慣れた風景。でも、これだけ毎日見続けても、見る度に改めて美しいなーと思う。この建物で卒業式が行われる。

帰国後は、思いがけなく慌ただしくなりそうな予感。でも、卒業式には戻ってきたいな。

さようならアデレード。でも、きっと、また逢おうね。




tiaradrop at 06:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!Adelaide 

October 17, 2007

秘密にしたい極上のハイティー@Adelaide

hightea

小さい頃からお茶が大好き。苦いお煎茶やお抹茶で機嫌がなおる変な子供だったらしい。大人になってからは、お茶を目的に旅にでることもしばしば。どんなに忙しくても、お茶をゆっくり飲みながら過ごすひとときは大切にしたいなーと思う。

そういうわけで、お茶だけでなく、そこにちょっとしたお菓子やフィンガーフードが加わるアフタヌーンティーやハイティー(あとお茶会もね)という響きにはどうも弱く、噂を聞けばつい足が向いてしまう。優雅な雰囲気&ゆったり流れる時間はまさに非日常。でも、残念なことに、2年前にまいきちゃんチラ嬢と味わったシドニー、某高級ホテルのアフタヌーンティーは今ひとつだったし、去年、メルボルンでクラスメイトのキャンディと試したアフタヌーンもどきも、うーん...といった感じだった。

あまり期待せずに出向いた3度目の「優雅なお茶時間」。場所はHindely St.のThe Apothecary 1878。ワインバー&レストランとして有名な場所なので、ハイティーをやってるなんて全く知らなかった。普段は週に一度、土曜日(from 4pm)だけの限定だけど、今月はTasting Australiaという2年に一度の食の大イベントが開催中なので、13日から20日までの8日間は毎日開催。ということで、ゆっくりできそうな平日に予約をいれて行ってみた。

最強の食いしん坊仲間、キャンディは既に香港へ帰国。普通の食事にならともかく、ハイティーに、それも平日につきあってくれる物好きな友人はいないので、実は今回1人でトライ。1人でもハイティーしてしまう私はやっぱり少々変人かもしれない。でも、1人なのでアンティークのソファーのある窓際の小さなテーブル席を用意してもらえて、ラッキーだった。

待っている間にまずはスパークリングワインを勧められた(別料金)。先述のようにここは有名なワインバー。それもオーストラリアのトップソムリエの一人、ニック・ストックが手がけた店なので、やはりここは試してみるしかないなと注文。きれいに立ち上る泡にしばし見とれる(写真はやっぱり難しい)。そこに登場したのが、鶏レバーのパテ。窓際から入ってくる光のおかげで優しい感じの写真が撮れて満足。パテにはやっぱりお茶よりワイン、頼んで大正解。

頃合いを見計らって運ばれてきたのが、1人用の小さなスタンド。上段はビスケット3種、中はマジパンにフルーツタルト、下段はサンドイッチ2種(卵とサーモン)がおままごとのようにちょこんと置かれている。紅茶はシルバーのアンティークポットで。そしてスコーンは、なんと添えられたデボンシャークリーム&ジャムの容器より小さいお上品さ(笑)

食べきれないくらいの量と驚きの大きさで勝負しがちのオーストラリア(言い過ぎか?)では珍しい、この慎ましいサイズは新鮮だった。この店は、料理もタパスが売りなので、フィンガーフードとはどうあるべきかをよく知っているのだろう。それに、素朴で懐かしい温かさの中に、きちんとした伝統を感じさせる味わいとアレンジは、アンティークなお店の雰囲気にもぴったり合っていて、空間とお茶とフードをトータルで楽しむことができる。それに、「もうちょっと食べたい」というくらいの量が、結局一番いい気分で時間を楽しめるのではないかと思った。

お店自体が、どことなく"秘密な"空気を漂わせているので、普通にお茶しているのに、なんだか魔法の薬草酒でも飲んでいるような気分になれるのも面白い。店内のいたるところにアンティークがあふれているのだけど、中でも薬の瓶が多いので、薬局のようだなと思っていたら、店名である「Apothecary」は昔の薬種商を指す言葉らしい。アデレードのアンティークショップで見つけたという125年前のイギリス製の薬局用キャビネットが店名の由来だとか(店内に置いてある)。そうと知ってたら、室内の写真もいっぱい撮ったのになー。

というわけで、オーストラリア生活最後に出会ったこのハイティー、とても満足できるものでした。もっと早く知っていれば、お茶&アンティーク好きのキャンディと楽しめたのに、ちょっと残念。

刻一刻と近づいている帰国の日。でも、まだ自分がこの国を離れるという実感はないかな。ただ、悔いがないように、しっかり食べたいと思っています(笑)

hightea2
The Apothecary 1878
118 Hindley Street
Adelaide
Tel: +61 8 8212 9099
http://www.theapothecary1878.com.au/ハイティーは毎週土曜日の午後4時〜のみ。料金は1人28ドル。予約制。

tiaradrop at 22:04|PermalinkTrackBack(0)clip!Adelaide | Foodie

October 08, 2007

この頃好きなもの、ロマーニャのチャパティとか。

jess

本当にご無沙汰しておりました。ごめんなさい。
でも、元気にやっていますよ。そして今月でオーストラリア生活は最後となりました。

実はおととい、一つ年をとったのですが、ふと、誕生日にこそ親に感謝をし、周りにありがとうの気持ちを込めて何かしたいなと思い、両親(亡き父にも宛てて)に手紙を書いて送り、シェアメイト達に料理を作りました(でも誕生日だったということは知らせてないんだけど)。日本ではもらってばかりのバースデーだったけれど、こちらでは本人がみんなを招いてごちそうするというパターンも多く、本来そういうものかもしれないなと思ったんです。

そして、誕生日を言った覚えは全くないんだけど、インドの元同僚達から思いがけなくメッセージをたくさんもらい、いろんな思いが胸にこみ上げてきました。シドニー時代の友人からはこの4年間を総括するようなメッセージが届いて、もっとしっかり最後の生活を楽しまないと思っているうちに、あっ!と素敵な考えがひらめき、そうこうしているうちにブログも更新したいなと、本当に何ヶ月ぶりに思ったんです。

ということで、さらっとこの頃好きなものについて。

上の写真の羊の置物は、街を歩いている時にふと目に止まって衝動買いしてしまったもの。オーストラリアっぽいし、素朴でキュートなフォルムに一目惚れ。それぞれに名前がつけられていて、私が選んだのはジェシカ。クラスメイトであり、シェアメイトのジェスと同じ名前。

piadina


左は近所のイタリアンカフェにあるお気に入り、ピアディナ(piadina)。こちらではランチにサンドイッチって人も多いんだけど、私にはちょっと分厚すぎて苦手。でも、このピアディナのサンドイッチはフラットで食べやすいし、ピタパンよりずしっとしてて、なによりチャパティの親戚のような存在感と味わいが好き。ピアディナは北イタリアのロマーニャ地域のパンらしいのだけど、ネットで調べてると"chapati of Romagna(ロマーニャのチャパティ)と紹介されてたりして、やっぱり本当に親戚!?
ロマーニャの人はきっと、チャパティがインドのピアディナって言うんだろうけれど。

全然関係ないけれど、インド人って不思議とみんなイタリア料理は好きなんだよね。なんでかなー。

中央は、ドイツ風ソーセージ。ジェスの彼でシェアメイトのジェイソン(オージー)はドイツ系。アデレードにはドイツからの移民が多くて、ソーセージ類はかなり充実してるんです。たいていはジェスが料理を作るんだけど、ある日、「今日はジェイソンがドイツ料理を作るから、楽しみにしてて」と言われ、登場したのがソーセージでした(笑-料理?いや一応料理だよね)。ジューシーで食べごたえがありました。こだわりのザワークラウトを添えて。

右は、思い出すだけで口の中に唾がたまってしまう(汚い表現でごめんなさい)、生春巻き。シティからはちょっと外れたベトナミーズレストランの名物なんだけど、大きなだんご状のバーベキューポークがもうおいしいのなんのって。シンプルに「おいしい」と表現するしかない美味しさ(笑)もちろん手前のソースもかけて。生春巻きって特別好物ではなかったんだけど、この店で開眼しました。お湯の入ったボウルが一緒に出てくるセルフスタイル。一枚づづ皮を浸して、自分の好みのコンビネーションで具を載せて、巻いていただきます。

ということで、結局食べる話ばかりになりましたが。さっきひらめいた"素敵な考え”の実行も含めて、残り少ないオーストラリア生活を満喫したいなと思っております。