November 2006

November 25, 2006

本当に、それも突然やってきた「インドからの招待状」

bunanacurry


インド行きを計画したものの、泣く泣く断念した話をしたのはつい先日。いやー、人生って何が起こるかわからない。実は、来月中旬から3ヶ月間、インドで働くことになりました!

この突然の展開、まだ自分でもピンときてません。ほんとにこれって、夢じゃないよね?

最初に仕事の話を聞いたのは日曜日。でも、その時の私の答えはNo。修士論文を書き上げなきゃいけないし、おまけにこの頃ちょっぴりオーストラリアから離れたくない理由もあったりして。

一度は断って電話を切ったのだけれど、気になって仕方がない。夢にまで見るインドにタダで行ける上に、お金までもらえるし、仕事自体はかなりチャレンジングだけど(最初、それもあって怖じ気づいたんだと思う)、実に私向きで将来的にもプラスになるもの。「今回は無理」から「学校がOKって言ってくれたら行けるかも。たった3ヵ月だし」と、変わっていく私の気持ち。そして気がついたら、「私、やっぱりやりたい」と電話してた。

プログラム・マネージャーに聞いてみると、「いい話じゃない!国内だとフルタイムで働くのは無理だけど(学生ビザなんで)、国外だったら問題ないし、論文の〆切りもその分延ばせるわよ」と思ってもなかった良い返事。ホリデーをとる形で可能だという。

とまあ、その後もいろんなことがトントン拍子に進んで、今日、正式に行く事が決定!

行き先はプネー。今まで考えたこともなかった場所だけど、調べてみると、結構面白そうな感じで楽しみ。

きっとこれは、私の情熱に根負けしたインドの神々が、ついに出してくれた招待状。で、この子は貧乏だし(実際この前行ってたら、帰ってきてからは水飲んで生活しなきゃいけなかったかも)、仕事で来させた方がいいんじゃないかなーって、私の懐具合までお見通しなんてすごすぎる。

先月のディワリ以降、ラッキーなことが続いていて、びっくりすることばかり。

ということで、今日の写真はあまり内容とは関係ありませんが、インドつながりで「バナナのカレー」。マーケットで見かけた青いバナナ(plantain)の美しさに一目惚れ。キロ10ドルするので1本のみ購入。といっても、どう料理したらいいかわからず、ネットを徘徊。で、見つけたのが ケララのArati Kaya kura(plantain curry)。本来ならchana dalを使わなきゃいけないんだけど、別の場所でひよこ豆を使ったものを見かけたので、ひよこ豆で作ってみた。レシピはここ(英文)を参照。

青いバナナを料理するのははじめて。粘り気もないし、甘くもありません。ポテトに近い食感って紹介してあったけれどまさにそう。果物ってより野菜な感じ。

あー出発までの2週間、忙しくなりそう!ちなみに今回の話が私にきた決定的な理由は、私が大のインド好きだったから。それと、「あー、そろそろ本格的に働きたい」ってよく話してたこともあったと思う。日頃から周りに自分のやりたいことや好みをはっきり伝えておくことって大切かも(笑)話をくれた女神、Mちゃんには心から感謝。応援してくれた友人知人達にもありがとう!って言いたい。それからもちろん、招待状をくれたインドにも。

招待状、しっかり受け取りました!

来年はまさに怒濤の年になりそうな予感。それにしても、夢って叶うもんなんだね。

まいきちゃんへ
あれから他の人と話しても、あの奇妙に騒がしい雑音はなし。思うにあれってインドの神々の最終会議で、それがどんちゃん騒ぎに発展して歌えや踊れ状態が続いているのではと推察します(笑)

tiaradrop at 23:17|PermalinkComments(26)TrackBack(0)clip!India 

November 18, 2006

インドの天ぷらPakoraはパーティにもぴったり!

pakora

前回紹介したクジャラート風チャイと一緒に作ったのが、パコーラ(Pakora)。ずばり、インドの天ぷらです。ずいぶん前に、寮に住んでたアムリッシュが作ったものを一度紹介しました。パコーラの別名はバジャ(Bhaja)。クルーシド先生はそっちの方が呼びやすいからと、もっぱらバジャと呼んでいるそうです。

「とにかくなんでもパジャにできるのよ」と、先生。その日はバナナ、玉ねぎ、カリフラワー、ポテト、唐辛子、ほうれん草、そしてタマネギ&コリアンダー&唐辛子のかき揚げもどきと全7種のパジャを作りました。天ぷらと同様、レシピは本当にシンプル。だけど、やっぱり天ぷらと同じく、ちょっとした気の使い方で仕上がりが大きく違ってきます。

衣にあたるのが、lote(写真下段中)と呼ばれるもので、ひよこ豆の粉Beason、塩、ターメリック、チリパウダーと水のミックス。loteがきれいなオレンジ色になるよう、加減しながら水を加えていきます。興味深いのが、このlote、トマト・オムレツという名前の南インド・ベジタリアン料理の材料にもなるそうです。オムレツといっても、卵は入ってません。loteにトマト、スパイスなどを入れて、オムレツの形に焼き上げます。本当にオムレツそっくりで、先生は初めて見た時になぜベジタリアンの人達が食べているのが不思議でならなかったそうです。いつか作ってみたいな。

揚げ方は材料ごとに丁寧に揚げていきます。これも天ぷらとほぼ同じ。7種類も作ったので、待ちきれないのと揚げたてがやっぱり美味しいので、どんどんつまみ食い。チャトニがあれば一番、この日はスィートチリソースとトマトソースでいただきました。まず最初はやっぱりバナナ(写真上段中)。いやー、バナナさんには、もうすっかりご無沙汰していました。サイクロンでバナナ園が壊滅状態となって以来、いまだに1キロ10ドル以上する事態が続いています。なので、感激もひとしおでした。味的に一番好きだったのがカリフラワー。で、面白かったのが唐辛子(写真下段左)。ガクや茎も付いたまま揚げて、茎の部分を持ってガブリと食べます。でも、もちろん種も取っていないので、hotすぎて大変なことになりましたけれど、最初の一口は大変楽しめました。写真下段右はタマネギで、バラバラになってしまったもの。なかなか芸術的です(笑)

山のように出来上がったバジャ。意外にさっぱりとして、思ったほど油っこくないのですが、それにしても量には限度が。女3人じゃちょっと難しいですね。大勢でパーティする時には重宝しそうな一品です。この日はチャイのお茶請けにもしましたが、ビールなど、お酒との相性はバッチリな気がします。

あんなにお腹いっぱいになったのに、書いてたらまた食べたくなってきた。うーん。
と、これでインドネタはちょっと一段落かな。

November 16, 2006

新鮮!爽やかな香りが楽しいグジャラート風チャイ

chaimint

もう夏といっていいはずなのに、昨日から真冬なみの寒さ&強風&時々雨という異常気象。午後からは暖かくなったけれど、日が落ちるとやっぱり寒い。先月も急におかしな気候になって、お隣、ビクトリア州ヤラバレーのワイン用ブドウの半数以上が霜被害を受けて絶望的という状況のよう。おまけに記録的な干ばつも続いて、廃業の危機にある農家も出てきた。恵みの雨を喜ばなきゃいけないけれど、この時期にセーターを着るのもちょっと変な気分。

さて、今日はクルーシド先生の料理教室で、夏気分が味わえるクジャラート&パールシー風チャイを作った。といっても、生姜入りなので、身体も暖まるし、今日のような日にはぴったりかも。

グジャラート州はインド西部に位置し、その昔、パールシー教徒がペルシャからインドに入って来た時、最初に住んだ土地だとか。なので、パールシー料理は、クジャラート料理に似ている点も結構あるみたい。

このチャイ、グジャラート&パールシー風の呼び方はChai phudno(あるいはChai phudina)。でも、ここでの"chai"はお茶を意味するのでなく、レモングラスを指すのだそうで、それは非常に興味深いなーと思った。ちなみにphudnoはミント。その名の通り、このチャイにはミントとレモングラスは欠かせない。ちょっぴりペルシャ風!?どちらも、先生のお宅の畑から調達。その他のスパイスは、生姜(すりおろし)、シナモン、カルダモン、ナツメグ、クローブ、ペッパーのパウダー。スパイスがふんだんに入るので、水が多め、ミルクは少なめのレシピ。ちなみにふだん飲むチャイは、スパイスを入れず、ミルクと砂糖だけで煮込んだものだそう。

個人的な好みで言うと、私はミルクの分量が多ければ多いほど好き。自分で作る時は、水はほんの少し。でも、このチャイは、ミントとレモングラスのおかげでかなり爽やかな仕上がりになるので、あんまりミルキーなのは合わないかも。砂糖は好みに合わせて。

冷たくしても美味しいんじゃないかな。ほんと、夏にはぴったり。グジャラート行きの電車の中では、このミント&レモングラス入りのチャイが楽しめるそう。少数民族も多いと聞いているグジャラート、個性的な食べ物も気になるし、ここもぜひいつか訪れてみたいな。

今日は、チャイの他にスナックも習ったのだけれど、これはまた別の機会に。

それにしても、早く夏らしくなってほしい!


November 13, 2006

夏にぴったり!ケララのカレーJesseスタイル

moru
やっと、食べ物のことをちょこっと書こうかなという心境になりました。ええ、本当に、この頃どうかしちゃってます(笑)。完全復帰にはもう少し時間がかかりそうです。

珍しく、あまり食欲もないのですが、でも、先日Jesse(これまでマリアと呼んでいたのですが、他人行儀すぎるから愛称で呼んでくれと頼まれました)のとこに遊びに行った時、びっくりするほどさっぱりしたカレーを食べ、それは結構、食が進みました。

今回遊びに行ったのは、今、かなりストレスがたまっている彼女の話を聞いて、元気づけるため。看護婦として働く彼女は2児の母。難しい事情があって子供達はまだインドに。部屋の状態から、ストレスが最高潮に達していることが見てとれました。多分、何にもしたくない状態。もちろん、料理も。そして子供達への電話や仕送りから、彼女の生活はギリギリ。

そんな中、作ってくれたのがMoruと呼ばれるケララのバターミルクカレー。それに魚のカレーと生野菜。そして、彼女自身はアレルギーなのに、デザート用にとマンゴーを買ってくれていました。写真の通り、ごくごく質素でシンプルな一皿。でも、味はとびきり。魚のカレーはケララから持って来た特製スパイスで調理。Moruはヨーグルト、ターメリック、クミンシード、チリパウダーに塩etc。冷たいカレーです。というか、これもカレーと呼ぶべきなのか、よくわかないカレーです。そして生野菜の使い方が新鮮でした。最初は別に一品作るのかと思っていたら、切ったものを豪快にカレーに添えただけ。写真には写ってないけど、ほんとに野菜盛りだくさんなんです。で、全てをミックスしたらちょうどいい味加減で、何よりさっぱりとして夏向き。サラダ感覚のカレーと言えます。

その夜はゆっくり話を聞いて一泊。そして朝食はサツマイモの茹でたものにチリウォーターという面白い組み合わせ。これはインドじゃなくて、インドネシア風だとか。チリにレモンジュース、塩に水を加えて作ります。特別なスパイスを使っているわけでもないのに、非常にエキゾチックな味わいでした。

ただ話を聞いてあげただけだけど、Jesseは少し気持ちが楽になったようで、良かったです。

家に帰ってさっそくMoruを作ってみました。ヨールグトだけじゃなく、バターミルクを半量入れたレシピ。ここを参考に、自分で手を加えてみました。

これまで人間フォアグラ状態だった自分を反省しつつ、この夏は「キレイになれそうなヘルシー&ラブリーな料理」をテーマに攻めてみようと思います(笑) やっぱり色気も食い気もどっちも大事にしないとね。と、冬に向かう日本の皆様、涼しすぎるカレーの話題でごめんなさい。


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November 12, 2006

アデレードの連続インド人暴行事件に大ショック

ネガティブな内容はブログには極力書かないようにしているのですが、たった今、耳にした話はあまりにショッキングで、インドに魂がある私にとっては、いやオーストラリアに暮らす1外国人としては、非常に許しがたい事件なのであえて紹介します。

前回、アデレードで働いている人口の60%がインド人じゃないかという話を書きましたが、ここの寮にはもちろん、近所でも多くのインド人を見かけます。さきほど、メルボルン在住のインド出身の子から、アデレード北部で立て続けにインド人が襲われている事件がThe Australian紙で報じられていたと聞きびっくり。事件が頻発しているのは、私が住んでいるサバーブのすぐ近く、Enfieldというエリア。この半年間で、8人のインド人がティーンエイジャー・グループに襲われたのだそうです。そのうち4人は留学生。

先週の水曜日には、5人がかりで棒で殴られ、1人が病院に運ばれる事件が発生。強盗という見方もあるし(お金や携帯、コンピューターを差し出せと言われるらしい)、ギャングについての情報があまりに少なくてはっきりしたことはまだわからないようだけど(白人系のよう)、でも、意識的にインド人を狙っているのは確かなんじゃないかな。帰国を検討する留学生も出はじめたとか。

インド人絡みの事件が起きたわけでもないし、なぜインド人が狙われているのかも全く不明で、非常に憤りを感じます。

私自身、あからさまな人種差別はこれまでほとんど経験なかったのですが、2ヶ月前にバスの運転手にこの上なくひどい扱いを受けてやっぱりあるもんだなーと実感しました(もちろんバス会社に報告しました)。また、同じ寮に住むシンガポール出身の子から聞いた話によると、バスの中で「なんで中国人がここに住んでるの?」など、わざと大声で話す少年グループがいるらしいです。

でも、オーストラリアは移民国家。たいていの人は温かく接してくれるし、外国人は街にあふれているので、物珍しい目で見られることはないです。

だけど、去年の暮れに起こった悪夢のようなシドニーでの人種暴動(http://ja.wikipedia.org/wiki/シドニー人種暴動を参照。なぜかリンクがはれない)の例も存在します。

そして、今回の件で不思議だなーと思うのは、アデレードの地元紙The Advertiserだけでなく、The Australianでも大きく報じられているのに、国営通信社のAAPでは全く関連記事が見当たらない。これってどういうこと?

同じエリアでインド人以外の外国人2名も襲われているそうです。事件は夜間に起きているので、絶対夜は出歩かないようにと釘をさされました。

とにかく、このような事件が早く鎮まること、再び起きないことを強く望みます。

追記
今、同じ寮に住むマディから水曜日の事件の詳細について聞きました。襲われたインド人は顔に重症を負い、8000ドルの治療費を請求されたそうです。彼にそんな額が支払える訳もなく、途方にくれていたら、8割はどこかの団体が援助を申し出て、でも、2割はやっぱり彼の自己負担に。インド人コミュニティではカンパを募っているらしく、私もほんの少しだけど協力しようと思っています。ただ、一つ気になったのが、犯人グループについての話。真っ先にあがったのがある特定の国の人達。これが新たな騒動の原因にならなければいいのだけどとちょっと心配です。

★The Australianの記事

http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,20867,20733840-5006787,00.html





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