February 13, 2005

質問。あなたは道でイキドナとすれ違ったことがありますか?

08912cb9.jpgイキドナ(echidna)とは、オーストラリアとニューギニアだけに生息するハリモグラ(というか蟻喰い?)。カモノハシと同じく、卵生する原始的な哺乳類(単孔類)で、もちろんお腹に袋付き。オーストラリアの5セント硬貨〈写真左  by chili〉に描かれていて、シドニーオリンピックのマスコットにもなったそう。動物園などで見かけたことのある人は多いかも。「でも、(保護されてる状態でなく)野生のイキドナを見た人はそう多くはないと思うよ。僕だってまだ見たことないし。彼らはとってもシャイなんだ」、とオージー暦40年のシェアメイトのギャリー。それをシドニー滞在暦1年ちょいの私が遭遇してしまったとはなんという幸運。それもブッシュなどではなく、住宅街のド真ん中で白昼堂々と。まあ、我が家はcityからバスで40分ばかりの少々田舎ではありますが。

彼(あるいは彼女)は、草の上とかでなくきちんと歩道の中央を、まるで"ちょっとそこまで買い物に、もしくは日課のウォーキング中"といった感じでなんだか人間っぽく(動きはモコモコしてるけど)向こうからまっすぐ歩いて来たのです。だから私も慌てず騒がず(内心はドキドキワクワクですが)、ご近所さんとすれ違う時のようにごく自然を装いました。だんだん縮まる二人(?)の距離。向こうはまだ私に気が付いていません。それにしても見れば見るほどラブリーそのもの、動物ってよりなんだか大きな毬栗みたいな植物的不思議な存在感。そして・・・とうとう気が付いてしまったんです、私に。距離にして1メートルくらい。(多分、相当焦りまくって)ピクッとしつつ、次の瞬間、歩道脇の塀の下の地面に素早く頭をつっこんで体をくるんとしたまま硬直。必死で隠れているつもりのようでしたが、トゲトゲの体は丸見え。私が通り過ぎた後も動かずじっとしたまま。ごめんね、びっくりさせて。

シドニーに滞在して1年、そして2ケ月ほど日本に帰省。久しぶりの日本はそれはそれは美味しく(見事に8キロ増量)、居心地よく(寒かったけど)、"ああ、私ってこんなにも日本人"と再認識。あまりに離れがたく、どんよりした気持ちで降り立ったシドニー空港では、これからまたつらーい学生生活がはじまるのねーとため息まじりの私だったのに。イキドナくんに会ってからというもの、"だからオーストラリアって面白いのよねー"となんとも変わり身が早いというかたくましい順応力に我ながらびっくり。

さて、私ことchiliは、齢30something、明日からひと回りは下であろう若者達に混じって新たな学生生活をスタート。語学学校を去年の9月に卒業して以来、英語の方は確実に低下中。なので、今の心境は、イキドナくんのようにかなりびくびくドキドキ。でも、去年の「髪振り乱してパニクりながらアサイメントの日々」を改め、今年は「優雅に楽しみつつオトナの余裕を見せたい」とひそかに計画中。さて、どうなることでしょうか。

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1. Echidna  [ 英語れんしゅう帖 ]   March 13, 2005 01:18
Echidna とは有袋類のハリモグラ、ぐらいに思っていました。 イッキーナと読んでいました。   大好きだったんです。   なんでこんな記事を書いているかというと、 トラックバックしたくてしたくてたまらない記事に 出会ってしまったから。   なんで